ダイビングライセンスの取得費用を徹底解説!コース種類別の料金比較も紹介

2024年11月15日

ダイビングライセンスの取得を検討されている方は「費用はどのくらいかかるのか?」と気になるのではないでしょうか。ライセンスのコース(種類)や地域によって、講習費用だけでなく器材レンタルや海洋実習にかかる費用、交通費など、意外なところで追加費用が発生することもあります。

この記事では、ダイビングライセンスの取得にいくらかかるのかコースごとに解説します。さらに沖縄や伊豆など国内の地域別に比較しながら取得費用を紹介します。この記事を読んでライセンス取得の費用に関する不安を解消し、安心してライセンス取得への一歩を踏み出せることでしょう。

ダイビングライセンス取得にかかる費用とは?

ダイビングライセンスの取得を検討している方にとって費用がどれくらいかかるのか理解することは非常に重要なポイントです。ライセンス取得にはさまざまなコースがあり、それぞれにかかる費用も異なります。

一般的にはライセンス取得にかかる総費用はおよそ30万円が目安です。

ここでは講習費用や器材レンタル費用など、ライセンス取得にかかる費用の詳細をわかりやすく解説します。初めてライセンスを取得する方でも安心して準備ができるよう、費用面での疑問を一つひとつ解消していきましょう。

NAUIオープン・ウォーター・ダイバーの費用内訳

オープンウォーターダイバーコースの費用は、複数の要素によって構成されています。ここでは、地域やショップによって異なりますが一般的な費用相場を紹介します。

講習費用

講習費用はダイビングライセンス取得のメインの部分を占めます。座学やプールでの練習を通じて、ダイビングの基礎知識と技術を習得します。講習費用の相場は40,000円〜60,000円程度です。この費用にはインストラクターの指導料や学習のための施設利用料などが含まれます。

施設使用料

プールやダイビング専用施設を使用する際にかかる施設使用料も必要です。施設の設備や立地によって価格は異なりますが、相場は10,000円〜20,000円ほどです。より快適で最新の設備が整っている施設では費用が高くなることがあります。

教材費

コースに使用する教材はダイビング理論や安全に関する資料が含まれており、学習のための必需品です。教材費は5,000円〜10,000円が一般的で、デジタル版と印刷版の選択肢があることが多く、選んだ形式によって価格が変わります。

ライセンス発行手数料

コースを修了してライセンスを取得する際、Cカード(ライセンスカード)の発行手数料が必要です。通常5,000円〜10,000円程度が一般的です。Cカードは国際的に認められた証明書としての役割を果たし、世界中でダイビングができるようになります。

器材レンタル費用

ウェットスーツやタンク、フィン、マスクなどのダイビング器材は、初心者の多くがレンタルを利用します。レンタル費用は1日あたり5,000円〜10,000円が相場で、複数日レンタルする場合には割引が適用されることもあります。高性能な機材ほどレンタル費用が高くなる傾向があります。

海洋実習費用

実際の海での実習にはインストラクターの同行料やボートの使用料が含まれます。実習の場所によって料金が異なり、相場は15,000円〜30,000円程度です。ボートでのダイビングや、遠方での海洋実習は費用が高くなることがあります。

ライセンス取得にかかる追加費用は何がある?

ダイビングライセンスを取得する際に講習費用以外にも様々な費用がかかります。ここでは、ライセンス取得以外にかかる費用について詳しく解説します。

交通費

ダイビング実習や講習施設までの交通費も重要な考慮点です。特に、実習場所が自宅から遠い場合、交通費がかさむことがあります。電車や車での移動に加えて、場合によっては飛行機を使うこともあります。

たとえば、沖縄や海外でのライセンス取得を検討している場合、航空券代が発生します。飛行機を使う場合の往復料金は国内線で1万5,000円〜5万円程度が相場となります。交通費は予算に大きく影響するため実習場所を選ぶ際にはアクセスも重要なポイントです。

宿泊費・食費

もしも実習や講習が複数日にわたる場合、宿泊費や食費が必要になります。特に遠方でのライセンス取得を考えている方は宿泊費を含めた総費用を計算しておく必要があります。地域や宿泊施設のランクによって異なりますが1泊あたり5,000円から1万円前後が相場です。また、食費についても1日あたり3,000円から5,000円ほど見込んでおくと良いでしょう。

保険料

ダイビングは水中での活動であり、万が一の事故に備えて保険に加入することが推奨されています。多くのダイビングスクールではコース料金に保険料が含まれている場合もありますが、別途加入が必要な場合もあります。保険料は1,000円から3,000円程度が一般的で、安全を確保するために重要なコストの一つです。

器材購入費

ダイビング器材は基本的にレンタルすることができますが今後も継続してダイビングを楽しむ予定がある場合、購入を検討する方も多いでしょう。器材購入費は、ウェットスーツやフィン、マスク、タンクなど、購入するアイテムによって大きく異なりますが全体で10万円から20万円が相場です。

その他

より安全で快適なダイビングをしたい方にはエンリッチドエアーの使用をおすすめします。エンリッチドエアーは通常のタンクに比べて酸素濃度が高く、より長い時間水中で過ごせることや疲労を軽減できるといったメリットがあります。特に、初心者の方にも安心して利用できるため、ライセンス取得後すぐに快適で安全なダイビングを体験できるのが特徴です。

DEEP EMOTION marineではエンリッチドエアーを使いながらライセンス取得するプランも提供しています。エンリッチドエアーについてさらに詳しい情報やライセンス取得についての相談をしたい方は、ぜひDEEP EMOTION marineまでお気軽にお問い合わせください。

コース種類別の費用比較

ダイビングライセンスには様々なレベルや専門性に応じたコースが存在します。それぞれのコースで取得できる資格や内容が異なるため、費用も変わってきます。ここでは、代表的な5つのコースの費用を比較しながら解説していきます。あなたにぴったりのコースが選べるようぜひ参考にしてください。

NAUIオープン・ウォーター・ダイバー

NAUIオープン・ウォーター・ダイバー はもっとも人気のあるコースで、ダイビングの基礎をしっかりと学び、自由にダイビングを楽しむことができます。このコースの費用は約50,000円〜80,000円が一般的です。NAUIオープン・ウォーター・ダイバー を取得すると、世界中のダイビングスポットで潜れるようになります。

エンリッチド・エアー・ナイトロックス

エンリッチド・エアー・ナイトロックスは、通常の空気よりも酸素濃度が高く、窒素濃度が低い呼吸ガスを使用するダイビングです。ナイトロックスを使用することで、減圧症のリスクを減らし、より長い潜水時間が可能になります。このコースの費用は約20,000円〜40,000円が一般的です。

通常、エンリッチドタンクのレンタルには追加料金がかかることが一般的ですが、DEEP EMOTION marineでは、ナイトロックスダイバーライセンスをお持ちの方を対象にエンリッチドタンクを無料で提供しております。2ダイブを含んだ講習プランやお得なファンダイビングのプランを多数ご用意しております。また期間限定でお得なキャンペーンも実施しているので、エンリッチド・エアー・ナイトロックスに興味のある方はぜひDEEP EMOTION marineにお問い合わせください。

NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー

NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーは深い水深でのダイビングや特殊な環境でのダイビングを安全に行うための技術を学びます。費用は約70,000円〜100,000円程度で、ダイビングスキルをさらに高めたい方に最適です。

NAUIレスキュー・ダイバー

NAUIレスキュー・ダイバーでは、他のダイバーの救助技術や安全に関する高度なスキルを学びます。費用は約80,000円〜120,000円が相場で、責任感のあるダイバーを目指したい方におすすめのコースです。

地域ごとのダイビングライセンス取得の料金

ダイビングライセンスを取得する費用は、コースの種類だけでなく地域によっても大きく異なります。

ここでは沖縄や伊豆、東京、大阪など、各地域でのライセンス取得にかかる費用を比較しながら解説し、どこでライセンスを取得しようとしている方向けにそれぞれの地域のメリットも紹介します。それでは見ていきましょう。

沖縄のライセンス取得費用

沖縄は日本でも屈指のダイビングスポットであり、その美しいサンゴ礁や透明度の高い海が魅力です。NAUIオープン・ウォーター・ダイバーコースの費用は、約50,000円〜80,000円が相場です。

沖縄でライセンスを取得する最大のメリットは、ライセンス取得中に豊かな海洋生物を間近に観察できることです。実践的な経験を積みながら観光気分でダイビングを楽しめる点も大きな魅力です。また、ダイビング後に沖縄観光やリゾート気分を満喫できるのも沖縄でのライセンス取得の醍醐味です。

伊豆のライセンス取得費用

関東圏からアクセスが良く豊かな自然が広がる伊豆は、ライセンス取得者に人気のエリアです。NAUIオープン・ウォーター・ダイバーの費用は約60,000円〜90,000円が目安です。

伊豆でのライセンス取得のメリットは四季折々の異なる海の表情を楽しめることです。春から秋にかけてはダイビングに最適なシーズンであり、初心者でも安心して実習に臨めます。また、週末に日帰りで通える距離にあるため、長期休暇を取る必要がない点も魅力です。

東京のライセンス取得費用

東京ではプールや人工海洋施設を使用してライセンスを取得でき、費用は約70,000円〜100,000円程度です。

東京でライセンスを取得するメリットは、時間やスケジュールが限られている方でも無理なくライセンス取得ができる点です。特に東京周辺在住で平日の夜や週末を利用して手軽に講習を受けたい方にとって東京は理想的な場所です。

大阪のライセンス取得費用

大阪エリアでもライセンス取得が可能で費用は約60,000円〜90,000円です。

大阪でライセンスを取得するメリットは関西圏のダイビングスポットにアクセスがしやすい点です。特に、和歌山や日本海側のダイビングスポットは、豊富な海洋生物と透明度の高い水中環境が特徴で、実習を通して多様なダイビング体験ができます。

ダイビングライセンス取得で失敗しないためのチェックポイント

ダイビングライセンスを取得する際、料金だけで選んでしまうと、後から「思っていた講習内容と違った」「十分な技術が身につかなかった」といった後悔につながることがあります。費用を抑えたけれど講師の質や設備が不十分だった、というケースも少なくありません。

ここでは、ライセンス取得のために確認しておくべきポイントを詳しく解説します。慎重にダイビングショップを選んで安心してライセンス取得を目指しましょう。

料金だけでなく講習内容も確認しよう

ダイビングライセンス取得の際、料金は大きな要素ですが講習内容も十分に確認することが大切です。安価なコースでは講習時間が短かったり、実技の時間が限られる場合があります。これではライセンス取得後に自信を持ってダイビングできない可能性があります。

特に初心者にとっては充実した講習を受けることで、安全にダイビングを楽しむためのスキルをしっかりと身につけることができます。講習時間や実習内容、インストラクターの質を確認し、料金に見合ったコースを選ぶことが成功の鍵です。

信頼できるショップの見極め方

信頼できるダイビングショップを選ぶことはライセンス取得の成功に大きく影響します。実際にショップを探す際、ネット検索を活用する方が多いですが、以下のポイントを確認して信頼できるショップを見極めましょう。

ネットで確認すべきポイント

  • 口コミやレビューサイト
    ショップの口コミや評価を確認しましょう。Googleレビューやダイビングに特化した口コミサイトには、実際にライセンスを取得した人の体験談が投稿されています。
  • 公式サイトの内容
    ショップの公式サイトには、講習内容や料金、インストラクターのプロフィールなどの詳細情報が掲載されていることが多いです。料金だけではなく、講習の流れ、使用する設備や器材、安全対策の説明がしっかり記載されているか確認しましょう。また、問い合わせからの質問に迅速かつ丁寧に対応しているかどうかも信頼の判断基準になります。
  • SNSの発信内容
    ショップがSNSを活用している場合、普段の活動や実際の講習風景を確認できます。定期的に発信しているショップは、活発に運営されていることが多く、最新の設備やサービスを提供している可能性が高いです。

避けた方が良いダイビングショップ

  • 料金が極端に安すぎるショップ
    相場よりも著しく安い料金を設定しているショップには注意が必要です。安さを強調している場合、講習内容や器材の質が不十分な可能性があります。適切な価格と充実した講習内容のバランスを重視しましょう。
  • 運営年数や実績が不明確なショップ
    長く運営されているショップは信頼性が高い傾向にあります。運営年数やインストラクターの資格や経験が明記されていない場合は、慎重に判断する必要があります。

まとめ

ダイビングライセンスの取得費用はコースの種類、地域、時期などによって大きく異なります。ライセンスを取得する際は単に安いコースを選ぶのではなく、講習内容やインストラクターの質も重視することが大切です。信頼できるショップを選ぶために口コミや公式サイトでの情報確認、実績のある店舗を見つけることが大切です。

この記事でご紹介した情報を参考に、ぜひあなたにぴったりのコースを見つけてください。DEEP EMOTION marineではお客様一人ひとりのニーズに合わせた様々なコースをご用意しています。沖縄の美しい海で経験豊富なインストラクターと一緒に安全かつ快適にダイビングを学びませんか?